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君に届けのくるみと爽子は仲良し?その後の関係性も調査!

君に届けのくるみと爽子は仲良し?その後の関係性も調査!
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今回は、君に届けのくるみと爽子は仲良しなのか、その後の関係性を調査してみました!

ついにネトフリドラマの放送が始まった君に届けは、高校時代の恋愛だけでなく友情物語も熱いですよね。

そんな中でも、結局のところ、主人公の爽子と最初は仲が悪かった、くるみちゃんこと胡桃沢梅との関係、気になりませんか?

君に届けのくるみと爽子は仲良しなのか、高校卒業後のその後の関係性も調査してみました!

君に届けのくるみと爽子は仲良し?

君に届けのくるみと爽子は、最終的には仲良しになりました!

原作を読んだ方や、アニメ、映画などをみた人は勿論知っていると思いますが、最初はくるみちゃんってすごい性格も悪いしキャラとして嫌われていましたよね。(笑)

私は君に届けを読んでいた時がちょうど現役高校生でしたので、「あ~いるよねこういう人(笑)」と友達と話しながら読んでいたのを思い出します。

当時、マンガを読んでいた人も、「くるみって性格悪いから嫌い」とかそういうコメントもよく目にしていました。

ただ、実はくるみちゃんって、根が悪い子というわけではなかったんですよね。

ネタバレになりますが、風早君が好きで、ただ好きで、中学生のころからずっと好きで風早くんのことを見ていたからこそ、そんな好きな気持ちが先行してしまっただけでした。

君に届けのくるみは嫌われていた?

君に届けのくるみは、実は特に女子のクラスメイトに嫌われていました!

原作を読んでいて、個人的にすごいくるみちゃんを好きになったのって、やっぱり椎名先生のキャラの見せ方がとてもうまかったからなんですよね。

元々くるみちゃんが女子から嫌われてしまうようになったのは、男性に媚びていたつもりはないのに、中学時代にその容姿から嫉妬されたからなんですよね。

そんな嫉妬や陰口を聞いてしまってから、自分を守るために、居場所を作るかのようにその容姿を武器に努力を重ね、どんどん孤立をしてしまいました。

そして風早をおって同じ高校へ入ったくるみは、風早に接近している(実際は風早から接近していましたが)ようにみえた爽子に意地悪をしてしまったんですよね…。

その為、そんなこともあってさらに嫌われてしまって、やけくそになってしまったくるみは、爽子に対しても嫌えばいいよ許さなくていいから!という意固地な態度をとってしまいました。

よくある少女漫画だと、「あ~はいはい悪役ね」ということで片付いてしまいそうなのですが、やはりくるみをただの悪者として登場させなかったというのも君に届けがこれだけ愛される作品になった理由だと思います。

その後のくるみは、いい意味で開き直って、毒を吐くようになりましたよね(笑)

そして、本当の自分の姿をさらけ出すようになったので、それでしっかりと女友達も増えていって、嫌われていたくるみちゃんではなく、強かなくるみちゃんとなっていきました。

君に届けのくるみと爽子が仲良くなったきっかけは?

君に届けのくるみと爽子が仲良くなったきっかけは、やはり風早と爽子が付き合うことになったことですよね。

くるみが本性を露わにして、と爽子とどれだけ風早くんがかっこいいかというのを語ったり、そんな人間味のあるくるみに爽子も惹かれました。

くるみに悪い噂を流されたのにも関わらず、爽子はくるみのことを許すだけでなく、友達になろうとしたんですよね。

それでもくるみは、「友達だなんて思ったことない」といって爽子を突き放しましたね、あのシーンは私もぐっと心が痛みました。

でもそのあとの、「友達?ライバルでしょ」とサングラスをかけたくるみちゃんが放つ言葉には痺れました!

君に届けのくるみと爽子はライバル?

私は、このくるみちゃんの言う「ライバル」には2つの意味があると思います。

1つは、ライバルとはお互いを高め合っていける関係のことなので、爽子がいなければくるみも風早くんへ気持ちを伝えることができなかった。

そして、くるみちゃんが頑張ったからこそ、爽子も自分の風早くんへの想いに気づくことができた。

こうしてお互いの存在が、自分たちを次のステージ(おこがましいですが)へ引き上げてくれる、そんな関係なんだなと思います。

また、ずっと独りぼっちで自己肯定感が低かった爽子が、風早くんほどの人間が自分なんかのことを好きになってくれるわけない、とネガティブモードになってしまうんですよね。

それに対して、ちづが放つ「鈍さに慣れるな!」(意味としては、自分は周りから好かれることなんかないんだ、とあえて鈍感になっている爽子に対して)も名言でしたね。

あやねやちづ、そしてくるみという友人が周りに増えてきて、みんなが爽子のことを応援しているのに、それに気づかないで風早への気持ちを伝えないのがもどかしく感じたのかもしれません。

やはりここでも、くるみはライバルとしての役割を全うして、爽子が風早へ気持ちを伝えるように背中を押してくれるんです。

友達の恋を応援するべくそこでまた友情が深くなるというのも本当に君に届けの良いところです。

そしてもう1つのライバルの意味としては、このライバルというのは恋仲だけを意味するということではないことなんです。

こちらも二人の進路の話でネタバレになりますが、くるみちゃんも爽子も、将来は教師になりたいという同じ夢を抱くんですよね。

先生になる為に同じ大学を目指して受験期間は切磋琢磨するんです。

私は、ここまで見据えて椎名先生はくるみちゃんのあの「友達…?ライバルでしょ!」という名言を生み出したのかと思うと本当に感慨深いです。

ちなみにこのサングラスをかけたというのが結構ポイントで、前日に風早に振られてたくさん泣き腫らした目をみんなに分からないようにするためにグラサンでくるみは登校しました。

その姿も、「私は振られたけど正々堂々としてやる」っていうような、くるみちゃんの芯の強さのようなものが見えるんですよね。

そんな素敵な、一皮むけたくるみから「ライバル」と言ってもらえるなんて最高の友人を爽子は手にしました。

君に届けのくるみと爽子のその後の関係性は?

君に届けのくるみと爽子のその後の関係性は、なんと「親友」へ発展します!

高校時代には最初はくるみからの一方的な敵対心から始まり、ライバル、そして友人へと関係性は変化していきました。

最初の猫被っていたくるみより、本性を出すようになったくるみのほうが、いい意味で人間が持つ欲望だとか自分の感情に素直になっていて、とても魅力が増しましたよね。

こちらもネタバレになりますが、高校卒業後は、くるみと爽子は、教師を目指して、同じ大学へ進学をしました。

地元を離れた二人はお互いに一人暮らしをするようになり、大学も同じなので、お互いの家を行き来したりなんかして、高校時代よりももっと仲良くなるんですよね。

このあたりの話は、君に届けの本編ではなく、「運命の人」という番外編に描かれており、大学生になった爽子やくるみ達を観ることができます。

君に届けと共に年を重ねてきた私としては、「やっと大学生になったか…」なんて思ったりしました(笑)

大学生になったくるみは、椎名先生のとある別作品に登場している男性に恋をするんです。

このくるみちゃんの片思いをしている状態がとにかく本当にかわいくて、高校時代に爽子の悪い噂を流していた人とは思えないほどなんです。

努力家で、容姿も申し分ないくるみちゃんが恋愛でこんなに悩むなんて、世の中の可愛くて美人な人達も見えないところで葛藤があるのかな、と思わせられるほどです。

本当に椎名先生は、そういった人情味のあるキャラクターを描く、キャラクターに感情を表現させる天才ですね。

親友となったくるみと爽子は、ライバル時代を忘れることなく、お互いにアドバイスをしあうそんなほほえましい関係が描かれています。

興味のある方は、是非、番外編「運命の人」も読んでみてくださいね。

まとめ

今回は、君に届けのくるみと爽子は仲良しなのか、そしてその後の関係性も調査してみました!

少女漫画の金字塔と言われるこの君に届けは、ネトフリでも実写ドラマが解禁となりましたし、とにかく恋愛と友情を切っても切り離せない名作なんですよね。

特に、くるみと爽子は、風早くんというお互い同じ人を好きになって、敵(一方的でしたが)だったのがライバルへ、そして友達へと変わっていきました。

君に届けの原作で時間が流れていくなかで、くるみがどんどん人として素敵な子になっていく様子や、爽子の周りの友人、そして爽子自身の成長も観ることができます。

爽子にとって、くるみは、ただの仲良しな友人ではなく、高校を卒業したその後は親友へと関係性も発展しました。

君に届けの原作及び番外編「運命の人」は心が洗われるような作品なので、今回ドラマを観て興味を持った方も是非原作を読んでみてくださいね。

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rainysta
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